梨本ひろき〈奈良県葛城市〉への想い
かけがえのない人たちとの人間関係の中で、かけがえのない街に

私は1970年、この街に生まれました。新庄の小中学校で学び、生涯の友人を得ながら学生時代を過ごしました。社会人になってからも、葛城市内で、たくさんの人々にお世話になりながら暮らしてきました。私や家族がこれまで幸せに過ごして来られたのは、安心して暮らせるこの街を築いてくださった先人方のお陰であり、日頃より感謝しています。

ただ、これからの日本は確実に人口が減少します。それと共に、社会や経済の縮小は避けられず、我々の街も例外ではありません。この現状を正しく知り、責任を持って今抱えている問題、課題に取り組むことが必要です。これからは、既得権を持つ人のためでなく、最大多数の市民の幸せを目指す政治の実現が求められます。

人が幸せに生きるには、自ら努力すると同時に、その努力が実る社会や街づくりが必要です。この街の今を良く出来るのは、今を生きる私たちだけです。先人から引き継いだ素晴らしい街を、次の世代に負の遺産として残してはいけません。負担を先送りせず、将来世代が希望を持てる葛城市を創りたいと強く想います。

梨木ひろきのプロフィール
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